創業者がその規範と指導力によって企業を築き、ビジネスを成功へと導いてきた時、その人の存在は会社の成長を支える重要な柱となります。 しかし事業規模が拡大し従業員が増え、組織が複雑化する中、これ迄のように創業者が組織全体を適切に運営し続ける事が難しくなります。 このような状況では、創業者の意志と価値観を組織全体に浸透させ、自律的な運営が可能な企業風土を確立する必要があります。
そのためには創業者が築いてきた規範や価値観や考え方を体系化し、品質方針や業務手順として文書化して組織内に定着させる仕組み、すなわち『文書化された品質管理システム(QMS)』の導入が鍵となります。
そうです、あなたのマインドをQMSに込めるのです!
創業者自身が ISOの仕組みや目的を理解し「これは私が長年培ってきた考え方を形にする仕組みだ」と確信が持てる事が成功の鍵です。
その確信があれば「このQMSは私自身の思考パターンを受け継ぐ仕組みであり、私が守ってきた規範と一致している」という意識のもと、ISOの取得と展開に効果的に取り組む事ができます。
その時、ISOは正にその為の強力なツールとして機能し、創業者の規範や指導要領をベースに会社全体で共有できる形に落とし込むフレームワークが完成します。 このフレームワークを導入する事で創業者のマインドが全社員の行動指針として生き続け、組織全体が以下の様に自律的かつ継続的に改善を続ける事が可能になります。
- 創業者の意図が従業員全員に明確に伝わります。
- 組織が規模拡大に伴う複雑性を克服し、効率的な運営が可能になります。
- 自律的な品質管理と継続的な成長と企業文化を実現します。
この様にしてISO9001を導入する事で、創業者のビジョンを次世代の従業員にも継承できるだけでなく組織全体で統一された基準を共有し、持続可能な成長を実現できます。 この仕組みは会社が規模を問わず一貫した品質を保ち、顧客や取引先からの信頼を更にに強化するための強力な基盤となります。
創業者個人に依存する組織から、全員が同じ価値観を共有し自律的に行動できる組織へ ― ISO9001の導入はその進化を実現するための最適な一歩となるのです。
PrismXは その伴走支援を推進します!
コメント